train de ville
日々のくらし
まさかパリで観るなんて。
狂言のワークショップの為パリを訪れていた野村萬斎さんの舞台を観に行ってきました。
昔から素敵だなと思っていた一人でもあった
野村萬斎さん。
やはり素敵でした。
実は震災前日に、萬斎さんによる「古典から現代の 狂言」といった名目で講習が開かれていました。
もちろんルンルンで出かけ、前から2列目という ものすごい近い距離で見ることができ感激!
映像や実際の動きを交えながら「狂言とは?」 という説明から行ってくれたので
日本文化に興味のあるフランス人達にも とても分かりやすい説明だった。
彼自身、勉強の為に英国に1年間の留学経験があり海外公演数多く行ってきているので外国人に対してもとてもユーモアある説明や舞いで私自身もとても勉強になった。
そして狂言の舞台当日は、たくさんの日本人スタッフを引き連れての舞台なんだろうなと考えると震災直後という事もあり萬斎さんをはじめスタッフの皆さんも気が気ではない毎日を過ごされたのではないかと心配していました。
会場場所はパリ郊外の森の中にある小さな劇場。
沢山のフランス人で満員でした。
開演の前には、挨拶を行う事はない狂言なのですが
今回は震災の事があり、異例という事で衣装を身に着けた状態で萬斎さんの挨拶で幕は明けました。

沢山のフランス人で満員でした。
開演の前には、挨拶を行う事はない狂言なのですが
今回は震災の事があり、異例という事で衣装を身に着けた状態で萬斎さんの挨拶で幕は明けました。
2部構成の舞台。どの演目もとてもおもしろく声を出して笑う事も多かった。
最後の拍手は5分近くは鳴り止まなかった位、大きな拍手が出演者の方達を包んでいた。
今はすでに帰国されている事でしょうが、震災後で観覧する事に若干の抵抗を感じずにはいられない状態で劇場に向ったけれど、行って良かったと思えるとてもいい舞台でした。
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