train de ville
日々のくらし
いつかそのうち。
うたた寝の夢の途中に出てきた昔の友達。
寝起き後も、あまりの懐かしさと嬉しさで、
夢を必死に繋ぐかのように友達を思い出した。
ふと、会わずになってから10年近く・・という事に気づいた。
その友達は私が出逢った個性的な人達の中でも、特に印象が強かった。
無茶苦茶な事を言うし・するし、それも半端じゃない。
元々中途半端な事が大嫌いな性格だから、曲がったことをする人、言う人も
相手が誰であろうと徹底的に向かっていく。
そして、それと同じ位心根がやさしくて、とても純粋だ。
人間としての器の広さ、深さというのを同世代で初めて感じた人だった。
強くて優しくてしなやかな人。
そんな友達が大好きだった。
その友達に大切にされていた私自身、そんな自分が嬉しかった。
その後私達は自分の進むべき道へ。
「またそのうち飲もうね~。」といつもの感じでバイバイした。
それ以来10年近く経った。
その間に、友達は体を壊し夢を叶える事が出来なくなり、失意の底に。
人に弱さを見せるのが嫌いな人だったから、私はそっとしておいた。
いつかまた会えるだろう。
そうして時は、それぞれに流れた。
永遠に続くと思っていた時間は、まるで夏の蜃気楼。
でも、縁があればいつかまた会えるだろう。
その強い思いが久しぶりに蘇ってきた。
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