train de ville
日々のくらし
思い出は小物と共に。
この小物入れはを買ったのは今から5〜6年前。
函館へ遊びに行った際に偶然立ち寄った雑貨屋さんで買ったもの。
何かを入れる目的もなく、形と手触りの良さに惹かれの衝動買い。
レジへ持って行ったところ、お会計をしている女性に見覚えが。
私が札幌で生活していた時のお気に入りの雑貨屋さん店主だった方というのを
思い出すのに時間はかかりませんでした。
その方は女性には珍しくスポーツ刈りのようなスッキリ短い髪型で真ん丸眼鏡で
とても雰囲気のある方。その頃と印象も雰囲気もまったく変わっていなかったからです。
話しかけてみると人間違いではなく、もちろん私の事は覚えていなかったけれど
当時私がそのお店で買ったお皿の事を話すと、それで思い出してくれたらしく
その時にどんな会話をしながら買ったなどという細かい所まで記憶の片隅から
引っ張りだしてくれました。
長居はせず少しの思い出話しだったけれど、思わぬ所で思わぬ人との偶然の再会に
不思議な気持ちでお店を出たのを思い出す。
結局お互いに自己紹介もなく別れたけれど、私がまたいつか何処かの小さな町の
小さな雑貨屋さんに立ち寄った際に偶然再会出来そうな気がする。
そんなささやかな小さな再会を願ってやまない。
久しぶりにこの小物入れを眺めてその先にある彼女の笑顔を思い出したひと時でした。
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